「エモい」日本語日本語は情緒に富んだ言語だと感じている人も多いと思いだろうと思いますが、古典など難しいことからだけでなく日常や現代の日本語からも感じることができます。以前の記事「EQと氣究 〜氣を整えて過ごしましょう〜」で「エモーション=氣」と考えていることをお伝えしました。この日本では雨や晴れなど空模様を「天氣」といい、天の氣、天の氣持ちとして自然と私たちの氣持ちを繋げようとしています。例えば「晴れ晴れ」「ポカポカ」「シトシト」「さむざむ」など天氣や陽氣をそのまま自分たちの氣持ちや感情として表現します。16Aug2021EQと氣究哲学・思想
EQと氣究 〜氣を整えて過ごしましょう〜EQとはEmotional IQ(感情的な賢さ)のことです。例えば、東大を出て政治家になったのにパワハラで辞職することになったり、高級官僚になったのに犯罪を犯してしまったり、こうした行いが知的であると言えるでしょうか?つまり、知性や賢さはIQだけでは十分に説明ができません。怒りによってパワハラをしたり、犯罪を犯すことがないように感情と向き合える知性や賢さが必要で、この感情と向き合える知性をEQと言います。まずは、「Emotion(エモーション) 」とは何かですが、Emotion = 情動(じょうどう)といい私たちが普段耳にする感情とは異なります。時間的な違いでみるとEmotion(情動) < Feel(感情) < Moo...03Jul2021哲学・思想情・感・氣日本文化EQと氣究
「いまを生きる」とは?「情感氣」についての記事を読んだ方ならピンと来ると思いますが、「情に流され」ても自分らしく自分の人生を生きるのは難しい「気配りばかり」していても自分のことを見失ってしまう「今を感じて生きる」ことが大切です。一方で、「今が良ければ良い」という人がいます。それは、それで良いのですが、考えてほしいことがあります。「今」という時間についてです。「今」は、一瞬で目の前を過ぎて過去になります。今だけ見ていると次々と目の前を一瞬で通り過ぎていき、気づけば過去になっています。つまり「今だけ良ければいい」というのは、過去を見ているのとあまり変わらないということです。結局は、何も変えたくないし、変わってほしくないし、変わらなければ良いと思っているのとあ...10Mar2021哲学・思想情・感・氣
「鬼滅の刃」から「心の知能指数」を学ぶ今年は124年ぶりに2月2日が節分だった年です。そして昨年は鬼滅の刃が社会現象と化した年でした。何か「鬼は外」が鍵になっている感じがします。08Feb2021情・感・氣日本文化言の葉哲学・思想和・道・間
KiQの氣「KiQ = 氣究」の「氣」は、「気」ではなく「氣」を使います。「氣」の中にある「米」は、光と水から作られます。「氣」とすることで、光のエネルギーを得て、水の清らかな流れを得ることができます。一方で、「気」のように「〆」てしまうようでは、氣を上手に扱えません(現代の中国は「气」とすることでさらに氣も光も無くしてしまっています)。日本は、元来「自然崇拝」の国であり、太陽信仰、山岳信仰をはじめ自然に敬意を持って接してきました。太陽神である天照大神を日本創造の神とするのも八百万の神を祀り崇めるのも世界中の自然災害が集まると言われる日本だからこそ、自然の怖さを知っていた日本ならではの考え方によるものです。日本は日出る国 つまり光の国ですから...06May2020哲学・思想日本文化言の葉自然
ようこそ KiQ ®︎ へ私たちは、Emotional Intelligence(俗称EQ)という心理学の一理論を通じて「感情」について10年以上に渡って学び研究してきました。そんな中にあって、Emotional Intelligenceの提唱者であるピーター・サロベイ(イエール大学学長)、ジョン・D・メイヤ(ニューハンプシャー大学)の両博士は、この理論を整理するときに「武士道(新渡戸稲造)」を参考にしたと言われており、最近では仏教の瞑想を源流とするマインドフルネスも日本で緩やかなブームとなっています。いずれも日本に古くからある東洋文化や思想が理論として整理されて逆輸入されてきたと考えられます。私たち日本人が今一度、原点に立ち戻り、日本文化や東洋文化について...06May2020自然哲学・思想和・道・間情・感・氣日本文化言の葉